静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点  
大西研究室 Division of Global Readers, Shizuoka University
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静岡大学

 
創造科学技術大学院

若手グローバル研究
リーダー育成拠点


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静岡大学
若手グローバル研究
リーダー育成拠点
〒422-8529
静岡県静岡市駿河区大谷836

dtonish (at) ipc.shizuoka.ac.jp
 
 
研究概要 
 当研究室では植物の生理現象を化学的に制御している植物生理活性物質に興味を持って研究を行っています。植物生理活性物質やその生合成に関与する酵素・遺伝子について有機化学、天然物化学、生化学、分子生物学などの多様なアプローチで追究することで、植物生理活性物質が司る生命現象、特に植物の化学防御機構を追究することを目的としています。
 
 
 
 
 
1. イリドイド配糖体オレウロペインの生物有機化学研究
 環境ストレス (植食性昆虫、病原菌、温度、乾燥など) に対する樹木の化学防御物質の作用機構の理解、またその分子基盤に基づいた生体機能分子を「化学」的視点から究明することに挑戦する。具体的には、オリーブに多く含まれるイリドイド配糖体オレウロペインに注目して、
@樹木におけるオレウロペインの防御活性化機構を分子レベルで解明すること、A防御活性化物質および高分子架橋変性物質の構造解析をすること、B環境ストレス (本研究ではオリーブアナアキゾウムシの食害) に対するオレウロペイン内生量変動および防御活性化酵素・遺伝子の発現解析をすることで、環境ストレスに対する樹木の化学的防御メカニズムを明らかにすることを本研究の目的とする
 
2. ジテルペン樹脂酸生合成の酵素学的解析

針葉樹が傷害を受けたときに分泌する樹脂には、昆虫や病原菌に対する忌避成分や殺菌成分を有する化合物が多数含まれている。現在までにシトクロムP450 酵素 (P450) およびテルペン環化酵素 (TPS) がジテルペン樹脂酸の生合成に重要な役割を担っていることを報告し、5種類のTPS、1種類のP450 の酵素機能を同定している。しかし、ジテルペン樹脂酸の構造多様性 (現在までに30種類以上が報告されている) から、まだ未同定なP450酵素やTPS酵素がジテルペン樹脂酸生合成に関与すると予想され、更なる探索とその機能同定が必要である。またジテルペン樹脂酸生合成酵素が「いつ」「どこで」「どのように」発現し、「どの程度」針葉樹の防御機構に寄与しているのかは未解明のままである。本課題は針葉樹の化学防御物質であるはジテルペン樹脂酸生合成について天然物化学、生化学、分子生物学的アプローチを用いて、化学的視点から樹木の生存戦略=生命現象を物質レベルで解き明かすことを目的とします。

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